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開幕直前!全米オープン115回の歴史を振り返ろう

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全米オープンの開幕が17日(現地時間16日)と迫る中、朝早く起きてTV中継を見ようか、それともいっそ徹夜で中継を待ち受けようか、葛藤の日々が始まります。全米オープンは、2度の大戦で7年の中断(1918-19,42-45)をはさみながら今年で116回目を迎える大会です。これまで115回の歴史の中で、全米オープンはどんな発展を遂げ、どんなゴルフを見せてきたのか、振り返ってみましょう。

第1回大会は参加者たったの11人!

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出典:http://www.golfdigest.com/

1895年:記念すべき第1回大会はロードアイランド州ニューポート・ゴルフクラブで行われました。10名のプロ選手と1名のアマチュア選手が9ホールのコースを4周、計36ホールをプレイする1日完結型の大会でした。優勝したのは、普段開催コースでアシスタントをしていたというホラス・ローリンズ、21歳。賞金150ドルと金メダル、トロフィーを獲得しました。ちなみに当時の150ドルは現代のレートでおよそ4000ドル(日本円で約42万円)。こじんまりした第1回大会でしたが、もらえるものはしっかりともらうことができました。賞金は打ち上げのビールと一緒に流れたのでしょうか。

1922年:ゴルフの人気上昇に伴い、初めて観客から入場料を徴収します。

1931年:プレーオフの最長記録。144ホールの死闘の末、ジョージ・ボン・エルムをビリー・バークが打ち破りました。当時の大会方式は1日目と2日目は18ホールずつ、3日目は36ホールの3日間で競うというもの。想像するだけで、どっと疲れが押し寄せます。

1954年:初めて大会が全米でTV放送されました。また、この年からコース上の選手と観客がロープで明確に区分されるようになります。今よりもより選手の息遣いが聞こえる距離感での観戦は、臨場感があったことでしょう。

1965年:段階的な変更を経て、大会形式が今日のような18ホール4日間のラウンドになりました。

1988年:大会賞金総額が初めて100万ドルを超えました。優勝したのはカーティス・ストレンジ。18万ドルの賞金を手にしています。

2014年:観客数が10,127名と最多を記録します。

全米オープン、名選手の名記録

ベン・ホーガン:戦後の最多優勝記録4回を誇るベン・ホーガン。1950年の3度目の優勝は、16か月前の交通事故で一時危篤状態に陥るという悲劇を乗り越えての、軌跡の復活劇でした。

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出典:CSN Philly

ジャック・ニクラウス:ベン・ホーガンに並んで最多の4回優勝を誇るジャック・ニクラウス。全米オープン最多出場者でもあり、44回連続出場という途方もない記録を保持しています。トップ5入りも戦後最多の11回を誇り、全米オープンの歴史を語る上では外せない存在です。

タイガー・ウッズ:全米オープン3度の優勝を誇ります。2000年の2位と15ストローク差での優勝は大会記録です。

由緒正しい本年度会場、オークモント

1903年着工、1904年開場のペンシルバニア州、オークモント・カントリークラブは100年以上の歴史の中でアマチュア・プロを問わず多くのドラマを生んできました。オークモントは全米オープンのコースとしてこれまでに8回使用されました。今年で9回目になりますが、もちろん全米オープン開催地の最多記録です。
オークモントは幾度かの美化プログラムを経て姿を変えながら、ゴルフを見守ってきました。1990年代からの5000本の木の伐採を終え、2007年の全米オープンからは開場当初の古き良き姿でゴルファーを出迎えています。

草の根的時代を経て、4大大会の1つになるまでに発展した全米オープン、今年も分厚い歴史の1ページに、新たな物語が残されます。人の歴史、コースの歴史、大会の歴史。大会の歴史の重みに思いをはせながらの観戦、中継を見る楽しみがまた1つ増えました。

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